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■ コラム:肉離れとはり治療
スポーツ障害の中に肉離れがあります。肉離れの症状と対処法を適切に知っていれば、スポーツをしている際に肉離れになっても症状を和らげてあげることが出来ます。
■肉離れとは・・・

肉離れは日常よく見聞きするスポーツ傷害でありながら、いざ障害像を具体的に問われると、なかなか答えられないものである。 肉離れは、打撲のような直接的な外からの力ではなく、活動中の筋肉に生じた牽引・伸張ストレスが原因で、その筋肉自身が損傷される場合を言いいます。
病態は痙攣性の病変から筋周囲膜の損傷、筋組織の部分断裂に至るまで幅広く見られます。 好発部位は大腿部と下腿後側、ときには肋間筋などの体幹にも見られます。
■ 肉離れの診察方法
診察に際して第一留意点は、患部を粗暴に扱わないこと、このことを念頭に置きながら受傷部位を確認し、皮膚損傷がなければ速やかに RICEをします。RICEをするさいは次の事をチェックして下さい。
*RICE・・関節の痛みのページを参照して下さい。
- 受傷時の状況の聞き取り
- 足背動脈の拍動
- 受傷部以下の皮膚感覚
- 受傷部の変形の有無
- 痛みが強い場合には血圧、脈拍などのチェック
■ 肉離れの重傷度を3種類に分ける
T度・・・症状は殆ど軽微で歩行に障害がない
U度・・・中程度、筋繊維の一部の断裂と筋周囲膜の損傷が起こっている状態で、皮下出血もでたり歩行にかなりの障害がでる。
V度・・・重傷、筋に部分断裂が起こり圧痛顕著で陥没が見られ、歩行が困難。専門医に見てもらう。
■ 回復初期
止血後の損傷組織は修復過程に入ります。この時期は、炎症反応と瘢痕形成の抑制に治療を中心にします。肉離れを起こしてから2〜3日後頃から温熱療法とマッサージを始め、血行の促進と癒着の予防を行います。
■ 回復期
T〜U度の肉離れは、初期治療を適切に施せば自然治癒しますが。最終的には硬くて弱い筋肉になります。
筋肉の萎縮、短縮、弱化を防ぎ予防する立場から、温熱療法やマッサージを併用しながら、できるだけ早期のリハビリテーションが必要となります。
開始時期は損傷の程度で異りますが、通常T度では3〜4日後から、U度では一週間後が一応の目安となります。
■ はり・灸治療
はり治療の効果は、痛みに対する速効性、局所の循環改善、筋緊張の緩和などである。
はりは、肉離れに対しても、病状改善の有用な治療手段となります。回復期のリハビリテーションの一つとして、再発の予防し油断としても当治療院では積極的に活用しています。
はり治療の効果が期待できる肉離れは、一般に軽度ないし中程度の症例でになります。
施術を何時開始するかが問題となりますが、原則としては熱感や腫れなどの炎症症状が一定程度消失する時期が目安ですが、当治療院では受傷後RICEの処置を優先後早めに鍼治療を行っています。この方法のほうが回復が早くなります。初めは局所の周りの筋肉に治療をし、多少の腫れがあっても、熱感がなくなり安静時の自発痛を認めない状態であれば局所に軽い鍼刺激をしても問題ありません。
お灸もはりと同様に使用します。、肉離れの局所の周りに糸状灸か知熱灸を使用して熱をとるのに使う。
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