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人は、頭が痛いとき手が頭に行き、胃が痛いとき手がお腹に行き、
肩がこると手が肩に行きます。これは何気なく行っていますが、これが手当ての基本なのです。
この動作が治療の元になっています、そこにツボがあり、治療点があります。
私はこの点を大切にしています。
また、自分の持っている治癒力を高めることが一番だと考えています。調子が悪いときはこの力が
少し落ちていることが多いのです、このときの状態を漢方では『虚』していると言います。
この虚している状態に少しお手伝いするのが我々の仕事です。
東洋医学の特徴の一つに「未病を治す」という
思想があります。未病を治すとは現代予防医学に通じるもので、病気になる前に病の芽を速めに摘み取ろうという考えです。今日、一般的に行われてい
る西洋医学と比較すると、東洋医学の特徴が良く分かるでしょう。
西洋医学では、病気の原因となるものは取り除くべきだという考えのもと、病原菌を排除する
薬剤を投与したり、患部を切り取る手術といった処置を行います。
一方、東洋医学では、病気は体のバランスの乱れから起こるという考え
にもとづき、生体をトータルに把握し、患者さんの心身の均衡を取り戻す治療
に主眼をおいています。
東洋医学の診断と治療に関しては「目で見る」「耳で聞く」「嗅ぐ」「
手で触れてみる」は得意で、患者さんとのスキンシップが出来
る利点もあり、検査結果を見て診断を下す風潮になった今、癒しの原点だと思います。
西洋医学が「局所的」に患部の痛みなどを取り除く「対症療法」であるのに対し、
東洋医学は「総合的」に病のもとを治す「根治療法」
とも言えるでしょうか。
また、人間を含めてすべての生き物は、自分の体の異常を自分
で治そうとする能力「自然治癒力」を備えています。私たちはその力を引き出すお手伝いを少し
させて頂くだけです。その固有の能力をフルに生かせるように体質改善を図るとともに、
日ごろから病気にならない健康体に導いていく予防医学的側面を持つことも、東洋医学
の大きな特徴の一つです。しかし、西洋医学の優れたところ、
東洋医学の優れたところをよく理解してご利用もらえればと思います。
おおつか治療院 大塚 安混 |
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